なぜ「三高」が人気だったのか

「三高」より少し緩い条件「3C」

「3C]のうち一つ目は、comfortable(快適な)で、結婚相手の条件として解釈すると生活するのに十分な給料と言う意味があります。
二つ目はcommunicative(理解しあう)で、同じく解釈を加えるなら自分と同じくらいのレベルかちょっと上という意味合いになります。
三つ目はcooperative(協調的)で、家事をすすんで手伝ってくれるというニュアンスが含まれています。

「三高」に比べると見栄をはる印象は薄くなり、結婚したときの実際の生活を考えた条件に変化しています。
実用的な条件に変化したことで、最上級のスペックがなくてもクリアできる可能性があり、少しゆるやかな条件になったと言えるでしょう。

景気低迷で快適な暮らしを望む傾向にシフト

バブル時代に比べて景気が低迷中のこのころは、バブル時代の「三高」で高学歴・高収入・高身長を求めることは激減し、結婚後も理解があって協調性があることを求めるようになります。
これも景気低迷の影響でどこで働いても高収入は期待できないことから、夫婦共働きが一般的になりつつあった背景も関係しているのでしょう。

共働きとなれば家事や育児は分担、男性もゴミ出しや掃除・洗濯などを手伝わなければ厳しい状況になります。
こうした家事や育児への理解があり、協調的な生活を送れることが理想の結婚相手への条件となったのが3Cです。
時代の変化とともに結婚後の女性は上質な生活よりも、贅沢の種類を変えて快適な暮らしを求めるようシフトしたと言えるでしょう。


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